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"なまもの"の運送

"なまもの"というのは、一般に加熱や塩漬けなどの加工していない食品のことで生肉や生魚、生の魚介類、生乳、生ハム、生菓、生野菜などを言いますが、運輸業界では生花や観葉植物などもその対象となっています。

そして植物の場合は輸送中に万一事故があったとしてもその補償は比較的簡単に済ませることができますが、人の口に入る食品の場合にはその代金を補償するだけでは済まない場合もあるので普通便とは違う大変さがあります。

また食品の中でも危険なのは"肉"の場合で、鶏刺し、レバ刺し、牛刺し、ユッケなど専門店では生で客に提供していますが、生肉には、"カンピロバクター"や"サルモネラ"、"腸管出血性大腸菌O157"などの食中毒菌に汚染されていることが多いために、輸送されてきたものが新鮮であっても生で食べることは危険を伴います。

これは、処理の過程で腸管などの内臓に生息している菌が付着するもので、ほんの少量でも食中毒症状が起こり、重症化すると生命に危険が及ぶこともあります。

食中毒でもう1つ恐いのは、食中毒をきっかけに発症することのある"ギランバレー症候群"という難病です。

食中毒菌に感染すると、私たちの体にはその菌に対する免疫反応が起こりますが、この一部が自分の体の末梢神経を攻撃して運動神経系を攻撃し、手足が麻痺したり、最悪の場合は呼吸筋が麻痺して胸郭を動かすことができなくなって呼吸ができなくなって人工呼吸が必要になることさえあります。

また、生の魚介類に寄生する"アニサキス"も急激な腹痛を起こすことで有名ですね。

そこで生ものの輸送を業者に依頼する際には、チルドや冷蔵に丸印をつけるだけでなく必ず"なまものシール"を貼っておいてもらう必要があります。

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